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ナバロ郡 (テキサス州) : ウィキペディア日本語版 | ナバロ郡 (テキサス州)[なばろぐん]
ナバロ郡()は、アメリカ合衆国テキサス州の中央部北に位置する郡である。2010年国勢調査での人口は47,735人であり、2000年の45,124人から5.8%増加した〔Quickfacts.census.gov - Navarro County - accessed 2011-12-06.〕。郡庁所在地はコーシカナ市(人口23,770人〔Quickfacts.census.gov - Corsicana, Texas - accessed 2011-12-06.〕)であり、同郡で人口最大の都市でもある。郡名はテキサス革命でテハーノの指導者となり、テキサス独立宣言に署名したホセ・アントニオ・ナバロに因んで名付けられた。 ナバロ郡はその全体でコーシカナ小都市圏を構成している。 == 歴史 ==
1860年、エイブラハム・リンカーンが大統領に当選した後、ナバロ郡は抗議のために郡庁舎からアメリカ国旗を降ろし、テキサス州旗を掲揚した。1861年初期、ナバロ郡から450名ほどの者達が新設南軍に入隊した。その中から2人、すなわちロジャー・O・ミルズとクリントン・M・ウィンクラーが傑出した士官になった。ウィンクラーは南軍の大佐となり、テキサス州南西部のウィンクラー郡にその名前を残した。ナバロ郡議会は、武器弾薬の資金手当を行い、兵士の家族の支援も決めた〔Texas Historical Commission, historical marker, Navarro County Courthouse, Corsicana, Texas〕。 戦中の1861年7月にはコーシカナ周辺の志願兵からなる87名の南軍歩兵で、ナバロ・ライフル隊が結成された。ナバロ郡の設立者クリントン・M・ウィンクラーが当初の隊長になった。この部隊はドレスデン、スプリングヒル、さらに後にはウェーコやハリスバーグで訓練を行った。ナバロ・ライフル隊はテキサス第4志願歩兵連隊の第1中隊になった。1861年9月、この部隊はバージニア州リッチモンドに到着し、ジョン・ベル・フッド将軍の指揮下に置かれた〔Texas Historical Commission, Navarro Rifles historical marker, Navarro College, Corsicana, Texas〕。
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